<aside> 🆕 2026.09 追加のコンポーネントです。山形鋼(L形)のように主軸が部材の幾何軸と一致しない断面を,主軸(u 軸・v 軸)で解析・検定するために使います。

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コンポーネントの構成

01_component.png

このコンポーネントは,要素節点関係 IJ のコードアングル(5番目の値)に,断面ごとの主軸角 $\alpha$ を加えます。これにより要素座標系の y 軸・z 軸が断面の主軸と一致し,Elastic Analysis で主軸まわりの断面二次モーメント $I_u, I_v$ を使った解析ができます。

入力データは以下の通りです。赤字は入力必須データです。

出力データは以下の通りです。

主軸角の計算

02_s2_section.png

Cross-Sec Perf は,L形断面を長方形の組合せとして図心・$I_{yy}, I_{zz}, I_{yz}$ を計算し,主軸角を次の式で求めます。

$$ \alpha=\dfrac{1}{2}\tan^{-1}\dfrac{-2I_{yz}}{I_{yy}-I_{zz}} $$

principal = true のとき,Cross-Sec Perf の Iy, Iz は主軸まわりの値 $I_u, I_v$ になり,Zy+, Zy−, Zz+, Zz− も主軸に対する縁までの距離から計算します。確認例: L-65×65×6 で $I_u$ = 47.8 cm⁴,$I_v$ = 12.2 cm⁴。

使い方

  1. Cross-Sec Perf で断面種別 L を定義し,入力 principal を true にします。
  2. Cross-Sec Perf の出力 alpha と,ReadBeam2 などの IJ を PrincipalAxisIJ に繋ぎます。
  3. 出力 IJ を EleVec,Elastic Analysis,SteelCheck2 などに繋ぎます。Cross-Sec Perf の A, Iy, Iz, J, Zy±, Zz± もそのまま繋ぎます。

<aside> ⚠️ Rhino 上に断面形状を描く VisualizeModel などには,主軸角を加える前の元の l_vec を使ってください(形状が α だけ回転して見えるのを防ぐため)。

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