コンポーネントの概要

このコンポーネントは,Elastic Analysisで得られた長期荷重時の反力ならびに,AIZで得られたベタ基礎の断面性能から,偏心を考慮した基礎に作用する接地圧を算出し,指定された地耐力に対して検定比を算出し計算書として出力します。入力データは以下のとおりです。赤字は入力必須データです。
- R : 節点座標ベクトル
- reac_f : 反力ベクトル
- S : Curveで囲まれた面のジオメトリ
- C : 重心位置の点ジオメトリ
- A : Curveで囲まれた面の断面積
- Zx1 : 全体X軸回りの断面係数(上端)
- Zx2 : 全体X軸回りの断面係数(下端)
- Zy1 : 全体Y軸回りの断面係数(上端)
- ZY2 : 全体Y軸回りの断面係数(下端)
- Pa : 地耐力で,デフォルト値として$20\textrm{kN/m}^2$が設定されています。
- outputname : 計算書をpdf出力する際のファイル名を指定します。デフォルトでは「SolidBaseCheck」が設定されています。
反力と断面性能の情報から接地圧計算が行われ,以下の内容が出力されます。
- C1 : 図心位置の点ジオメトリ
- C2 : 重心位置の点ジオメトリ
- N : 反力の合計$[\textrm{kN}]$
- MX : X軸回りの偏心モーメント$[\textrm{kNm}]$