コンポーネントの構成

このコンポーネントは,鉄骨の露出型柱脚の回転剛性と,短期許容曲げモーメントを計算します。入力データは以下のとおりです。赤字は必須データです。青字はいずれか一方が必須データです。
- name : 接合部の名称
- BOLT : 引張側アンカーボルトの本数-ボルト径で,Abが入力された場合は値が無視されます。
- Ab : 引張側アンカーボルトの断面積$[\textrm{mm}^2]$で,入力した場合はBOLTの値は無視されます。
- Lb : アンカーボルト埋め込み長$[\textrm{mm}]$
- d : 引張側アンカーボルト群の中心から柱の圧縮側フランジまでの距離$[\textrm{mm}]$
- Eb : アンカーボルトのヤング係数$[\textrm{kN/m}^2]$で,デフォルト値は$2.05\times 10^8[\textrm{kN/m}^2]$です。
- B : ベースプレートの幅
- D : ベースプレートのせい
- dt : 引張側アンカーボルト群の中心から柱の中心までの距離$[\textrm{mm}]$
- fc : コンクリートの短期許容圧縮応力度$[\textrm{N/mm}^2]$で,デフォルト値は$16[\textrm{N/mm}^2]$です。
- ft : アンカーボルトの短期許容引張応力度$[\textrm{N/mm}^2]$で,デフォルト値は$235[\textrm{N/mm}^2]$です。
- Nmax : その柱脚に作用する最大軸力$[\textrm{kN}]$(引張を正とします)
- Nmin : その柱脚に作用する最小軸力$[\textrm{kN}]$(引張を正とします)
以下の数値が出力されます。
- K : 回転剛性$[\textrm{kN/rad}]$
- Mamax : Nmax作用時の短期許容曲げモーメント$[\textrm{kNm}]$
- Mamin : Nmin作用時の短期許容曲げモーメント$[\textrm{kNm}]$